· 

そんな人だったんだ

例えばこの人、普段は何も考えてなさそうなのに、こんな作品を生み出すんだ!と気づいたとき、すごく嬉しくなって感動します。この普段の姿、イメージとその人が生み出した作品との差が大きければ大きいほど気持ちが良いです。いちばん好きなパターンは、普段は明るくて楽しい人(少なくとも世間の評価ではそういうイメージ)の人の作品が、人間だったり社会の嫌な部分をこれでもかと強調したり、揶揄しているパターンです。こんなに人生を楽しんでそうな人が、世の中をこんな嫌な目で見てるんだなあと。いや、むしろ世の中の負の部分に目を向けているから、回避したり、取り繕ったりと、うまくやってるように見えるのかもしれないなあ、などと思いました。